Recruiting 2019 KUREHA

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青木 健太

青木 健太Kenta Aoki

部署
電池材料研究室
出身学部
工学系研究科
繊維システム工学専攻

01

学生時代に取り組んだことは?

繊維システム工学を専攻していたため、学生時代は“糸”とともに過ごしました。研究の目標は「髪の毛レベルの太さで、世の中にない強い糸」でした。市販の装置では作れないので、パーツを調達して糸づくりの装置を作るところから取り組みました。糸を作り、引っ張って、破断したものを分析するという実験の繰り返しでしたが、失敗した数だけ新たな発見を得る喜びを感じたことを覚えています。

02

クレハに入社した"決め手"は?

入社を決めたのは、ユニークな会社であることと、“ナケレバ、ツクレバ。”という精神に惹かれたからです。
クレハは化学メーカーであるにも関わらず、医療やエネルギーといった幅広い分野で世の中に貢献しています。例えば医薬品のクレメジンは、他社では真似できない技術で真球性の高い球状の活性炭を作り出し、さらにそこから二次電池の負極材料を作るという応用をしています。私もユニークな技術で世の中に貢献したいと思いました。

03

現在の仕事内容はどんなことですか?

入社以来一貫して電池の“負極材料”の開発をしています。入社当初はハイブリッド自動車用負極材料について、出発原料の検討、原料の調達、成分分析、試作を通した最適な原料構成の検討などを担当しました。最近は電気自動車用負極材料の開発にも携わっています。さらに、開発過程で発見した技術やアイデアを自社技術として確立するため、既存特許の調査や新規特許の作成・出願をする知的財産業務も手がけています。

04

業務を通して成長を感じたことは?

日々の業務が別の形で生かされ、新たな結果につながった時に成長を感じます。例えば、営業の方に同行し展示会でプレゼンすると、相手に応じて伝え方を工夫することの重要性を学ぶことができます。研究所でも上司や他部署の方にプレゼンする機会は多いので、経験を生かすことができます。「日々起きることは、必ず意味を持って何かにつながる」という思いで、すべてのことに取り組んでいます。

05

今後、クレハで実現したいこと、挑戦したいことは?

“ナケレバ、ツクレバ。”を具現化し、世の中に貢献したいと思います。これまで誰も成し得なかった技術や、世の中になかった考え方を通して製品を生み出し、その製品で世の中の人が価値を感じて幸せになってほしいということです。本にもネット上にも答えが載っているわけではないので、常にアンテナを張り、さまざまなことに挑戦していく中で発見していかなければなりません。多くの人からアイデアのヒントを集め、それを自分なりに工夫して融合し、アイデアの価値を高めていくことが大切だと思っています。

06

あなただけが知るクレハ自慢は?

若手にも多くのチャンスが与えられ、責任ある仕事を任せてもらえることです。クレハは少数精鋭の企業なので、一人ひとりへの期待と責任は大きなものがあります。また、チームとして新たな技術や製品を生み出す風土があり、若手も意見を求められる機会が多くあります。意見も言うだけでなく、そのことへの責任も求められます。このような経験を積むうちに、早いうちから成長を実感できる場があると感じています。

Schedule

※所属部署・内容は取材当時のものです。

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