ポリ塩化ビニリデン単層フィルム(PVDC)クレハロンフィルム
業務用食品包装材料 <クレハロンフィルム>
自動充填結紮機 <KAP>
<クレハロンフィルム>は塩化ビニリデン樹脂で作られた単層フィルムで、主に魚肉ソーセージのケーシングフィルムとして使われています。
高い酸素バリア性と水蒸気バリア性を併せ持ち、加えて高温高圧殺菌にも耐えられるため、レトルトソーセージの製造に適しており、製品の常温流通を可能にしています。
<KAP>(KUREHA AUTO PACKER)は<クレハロンフィルム>用の自動充填結紮(けっさつ)機です。
内容物や製品サイズ、用途に応じて様々な型式があり、お客様の生産性向上に貢献しています。
原料からフィルム、充填包装機械と一貫したバリューチェーンと長年培った技術を武器に、グローバルな市場に挑戦し続けます。
特長
- 酸素透過度が小さく、酸化による内容物の変色や香りの劣化を防ぎます。
- 水蒸気透湿度が小さく、内容物の吸湿や目減りを防ぎます。
- 吸水性が無く、耐薬品性・耐光性があります。
- 熱により収縮する性能を持ち、シワの少ない美しい商品に仕上がります。
- 透明で光沢があり、内容物を引き立てます。
- 耐熱性が高く高温高圧殺菌が可能です。
クレハロンフィルム使用例
- 魚肉ソーセージ、畜肉ソーセージ、チーズなどの食品包装。
クレハロンの秘密
1951年 1月
塩化ビニリデン樹脂<クレハロン>の商標を出願。当初は衣料用繊維などに向けて開発しました。
1956年 2月
<クレハロンフィルム>をソーセージ用包装材として販売。
1963年 4月
「ポリ塩化ビニリデン系合成樹脂の製造とその加工技術の確立」を事由に、第11回日本化学会科学技術賞を受賞。
1967年 4月
ハム・ソーセージ自動充てん結紮器KAP(クレハオートパッカー)を発売。
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クレハロン部
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