熱膨張性マイクロカプセルクレハマイクロスフェアー
Hシリーズ概要
- Hシリーズは、160~190℃での発泡に適しています。
- このような温度帯では、一般的にPVC(塩化ビニル)などの樹脂の他、ゴムやエラストマーを発泡させることができます。
シリーズ | グレード | 粒子径 (μm) |
発泡後の粒子径 (μm) |
発泡倍率 | 発泡開始温度 (℃) |
最大発泡温度 (℃) |
---|---|---|---|---|---|---|
H | H750 | 15-25 | 60-100 | 50-65 | 120-160 | 160-170 |
H850 | 30-45 | 155-225 | 125-155 | 120-135 | 170-185 | |
H880 | 20-35 | 85-135 | 55-70 | 135-160 | 175-185 |
グレード毎の特徴
- H750 : 発泡後の粒子径が小さいため、表面性が良好な発泡体を得るのに適しています。
- H850 : 発泡倍率が高く、低比重の発泡体を得るのに適しています。
- H880 : H750より発泡温度が高く、H850より発泡後の粒子径が小さいため、表面性が良好な発泡体を得るのに適しています。
Hシリーズ熱機械分析測定結果
※ 発泡倍率は、熱機械分析により得られた変位と発泡後の密度により算出された値です。
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